まことさんのやってみるブログ

東京在住の五十歳台おっさんの、やってみたこと・続けていることのご報告です。

【本読んで語ってみる】その1;物語思考 「やりたいこと」が見つからなくて悩む人のキャリア設計術

書評じゃないです、本を読んで、考えたこと、実行したこと、などを語る企画です。

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 このブログを始めてみるにあたって、いろいろ思うところ・きっかけがあったのですが、中でも大きかったのはこの本でした。

 著者がいいたかったかどうかはともかく、私が思ったのは、『自分自身をタレントさんとか、仮想上のキャラクターとかみたいに見なして、ブログの世界で遊ばせたらいいんじゃないか?』ということでした。どーせリアルの世界、会社組織の世界では、私はろくな人間ではないので、それなりに自由にふるまえるブログという仮想現実の世界で、自分をTVタレントとかラジオパーソナリティーとかみたいに、自分で自分をプロデュースして動かして、それを記録したらちょっと面白いんじゃないか?、と。自分自身を、自分ではないものとして、他人事として客観的に扱ってみる、というか。

 大泉洋さん他出演の『水曜どうでしょう』という人気TV番組がありまして。私が要約すると、仲良し4人組が、自分達で面白い、けどツラい、と思うことを、自分達で自分達に勝手に強制して、そのツラさに勝手にボヤきつつ、ボヤき込みでそれをドキュメンタリー旅番組風に仕立てました、という番組です。真面目にバカをやる姿勢が、自分達自身で自分達自身をツラいほうへツラいほうへと追い込んでいく姿勢が、とてもとても好きで、こんなことを自分でもやってみたいなーと思った次第です。

 あるいはラジオのパーソナリティー番組とか。ニッポン放送の『オールナイトニッポン』とかが好例ですよね、タレントさんとか文化人とかが、パーソナリティーという肩書きでそれぞれの趣旨でラジオ番組を運営する、という。その人物のトークとか人柄とかアイデアとか、その人物(なり作家さん)が決めた企画とか、で番組を組み立ててリスナーにアピールするという。ここ数年ラジオを聴く機会が増えまして、このようなパーソナリティー番組って面白いな、とあこがれるようになった次第です。

 話を戻しますが、上記のような考え方もありだな、と思わせてくれた本でした。著者のかたはたぶん、主にリアルな世界での自己実現のノウハウとしてこの本を上梓されたのだと思いますが、ひとまずは仮想現実での自己実現から、私は試してみたいと思います。