こんばんは、まことです。貯めこんだ本を、東京大井競馬場でのフリーマーケットなどで売ってきました。前回の記事ではその準備までを記載していましたが、当記事では当日の模様をご報告します。
過日4月5日朝、自宅を出発。人力では無理だと考え直して、タクシーを拾って東京大井競馬場へ。本の詰まったダンボール14箱をタクシーに乗せるのも降ろすのも一苦労。
会場の片隅の受付で出店料金を払う。駐車場1台分のスペースで3500円。割り振られた出店スペースに行き、出店準備。スペースにブルーシートをひき、ダンボール箱を開けて並べる。300冊ほど用意。文庫・新書・マンガが200円、それ以上の大判は400円、の値付け。

販売開始時刻。お客様がちらほら。だがめったに立ち止まらない。立ち止まって本を手に取る数少ないかたも、さらにめったに買うまでいかない。「いらっしゃいませー」「どうぞごらんくださーい」の声出しもむなしい。昼前に全て半額に、昼過ぎには全て100円に、値を下げていったものの、それでも売れず。お客様との会話がたまーにの気晴らし。
14時半ごろ、会場の終了時刻。売れたのは50冊ほど。思っていたほどには全然売れず、250冊ほど、大量に売れ残り。せつなく思いつつダンボール箱に詰め直し、再びタクシーで、最寄りのブックオフへ持ち込んで買取り依頼。ほぼほぼ買い取ってもらって、帰宅。長い一日だった、疲れた……。
さて気になる集計結果ですが。本を300冊ほど用意して、フリーマーケットで売れたのは50冊ほど、7300円なり。残り250冊ほどはブックオフに持ち込んで、こちらは16210円に。締めて23510円の売り上げになりました。費用としては、大きいところでは出店料3500円+タクシー往復約3000円、その他用意のための買い物3000円くらいかな、計1万円ほど。差額13000円ほどの現金が得られましたが、普通であればここから本の仕入れ(購入)の代金や、店番の私の時給が、引かれるところ。
収支でいえば惨敗ですね。あとは楽しかったかどうか……、楽しくなくはなかったが、もっと売れていたらもっと楽しかっただろうな、というところでしょうか。景気のいい話ではないせいもあって、今回のご報告までだいぶ間が空いてしまいました。
反省点……、始めの値付けが悪かったのかなー、もう半額にしておくべきだったか? しかし私のほかには本中心に売っているかたはいなかったし、ほかの例えば古着とかで繁盛しているお店も多かったし、本という商材があまり人気がないのかも。モノを売るというのは、お金を稼ぐというのは、大変だ。会社勤めはいいよ(笑)。
結論、思ったほどには全然うまくいきませんでしたが、貴重で面白い体験でした。反省を生かしてリベンジとか、あるいは別な形での本の販売とか、チャレンジしたいところです。ではでは。