まことさんのやってみるブログ

東京在住の五十歳台おっさんの、やってみたこと・続けていることのご報告です。

【本読んで語ってみる】その4;アルティメット フォアフット走法

 書評じゃないです、本読んで考えたこと、やってみたことについて語っています。

=============================

 数年前、大会に出るくらいにジョギングをやるようになったころ、トレーニングのこととか走り方とかノウハウとか、いろいろ本を読んで知識を仕入れていました。どうも、フォアフット走法という、かかとからではなく足先から着地するような走り方がいいらしいと。大迫傑選手なんかもこの走法らしいと。それではと恐る恐るマネして走ってみるものの、なんかふくらはぎが痛いような気がする、こうかな、よく分からんな、としばらく試行錯誤していました。

 この本の著者のみやすのんきさん、マンガ家が本業の、フルマラソンを3時間以内で走りきる50歳過ぎの市民ランナーさんです。長距離走について実によく調べられていて、そのうえで自分でよくかみ砕いて、フォアフット走法とはこういうものだと非常に説得力ある解説をされています。これを読んで走る練習をしたところ、思ったよりもあっさりと、私もフォアフット走法で走れるように、たぶん、なりました。私なりの感覚では、着地位置がこれまでよりも後ろ、まっすぐ立って降ろした足のさらに後ろにつくかんじ、また足先を地面に突き刺すように着地するかんじ、です。

 走り方・体の動かし方なんて言語化しにくいものを、これほど的確に表現できるのはすごいと思います。すべてのランナーさんにおすすめの一冊です。