趣味でたびたび私が行ってきた歩き継ぎ旅。何日にも分けて、間を空けて、継ぎ足し継ぎ足しで歩いて遠くの目的地まで歩いて行ってみようという企画です。これまでには、東京から西宮まで、また東京から日光まで、踏破しています。過去記事はこちら。
現在、多摩川をさかのぼって河口から源流までの歩き継ぎ旅をしています。現在奥多摩湖までたどりついたところ。次に歩く区間は奥多摩の山の中のハイキングになるので、もう少し暖かくなってから、4月になってからがいいな、とひよっているところ。しかし少し寒いくらいのほうが歩きやすいのは確かなので、どこか歩けないかな、と地図を見ているうちに、この春のうちに、仙台くらいまで行けるかな、という気になってきました。
東京から宇都宮までは踏破済みだし、歩き継ぎ旅的には宇都宮から出発でいいか。宇都宮から仙台までは、おおむね国道4号線をたどって、宇都宮→大田原→白河→郡山→二本松→福島→白石→仙台と、250km前後の道のり。江戸時代の旧五街道のひとつの奥州街道をなんとなくたどる形。私の場合は1日40km程度進めるので、二泊三日の旅を2回行えば、宇都宮から仙台までなんとかたどり着けそう。4月始めには桜が咲くな、ルート上には……、宮城県白石のあたりに、一目千本桜という桜の名所があるな、二泊三日の2回目をその日程に合わせて、そしたら3月のうちに二泊三日の1回目を歩いておこうか。大事な天気予報をみると……、本日3月20日までは雨模様だったけど、明日21日から週末にかけては安定している模様。んじゃ行っちゃいますか!、と勢いでサクサクと決めました。1日40kmの歩きを3日続けることになりますが、ハーフマラソン用に仕上げた脚がまだ生きてるし、まあなんとかなるでしょ。
イベントや見どころがあまりない見込みなのが気になる点。白河の関を歩いて越えるのと、各地で桜を見れることくらい? まあ、この歩き継ぎ旅は終始淡々と歩く時間がほとんどだし。でも地図上にこれまでの歩き継ぎ旅と合わせてルート表示すると……、おお、仙台から西宮までつながる! これだけ歩いたっていったら相当だな! 旅って計画立てるのが旅そのものと同じくらいに楽しかったりしますね。ではでは、行ってきます。
