何日にも分けて、間を空けて、継ぎ足し継ぎ足しで遠くの目的地まで歩いて行ってみようという歩き継ぎ旅。今回は奥州街道をゆるくたどって、二泊三日を2回行って、宇都宮から仙台まで歩いてみます。企画説明はこちら。
3月21日朝8時ごろ、泊まっていた西那須野駅前のビジネスホテルから歩き継ぎ旅リスタート。晴れ、遠くの山並みがきれい。例によってはじめのうちは軽いジョギングで進む。この日もジャージ上下で走っていると汗ダク。

本日想定しているルートは、国道4号線ではなく、那須の酪農地帯を抜けて、県道76号線をたどって白河の関跡を経て白河に入るルート。地図で見当つけて走り出す、も、早々に道に迷って、当初の想定よりは少し遠回りで進む。2時間半くらい、20kmくらい休み休み進んだところでジョギング終了、あとは歩き。
道の駅でおやつ休憩後、山あいの道に入っていく。当地に残る源義経の伝説を伝える看板がたびたびあり。杉の林が多く花粉がすごい、頻繁にクシャミが出るし目がかゆい。13時半ごろ、栃木県から福島県へ入る。ほほう。

もうしばらく進んで、14時ごろ、白河の関跡、白河神社に着。観光地スレしておらずこぢんまりとして素朴な雰囲気、見物がてらしばし休憩。有名なわりには平安時代中期にはすでに衰退し場所も忘れ去られていった、江戸時代の白河藩主松平定信(寛政の改革のかた)による考証でこの地と比定された、江戸時代の奥州街道はもう少し西寄りの国道294号線のあたりを通っていた、とのこと。

さらに歩き続ける。単調な山あいのアップダウンの道を、しんどくなってきたなーと思いながら進む。16時半ごろ、ようやく白河市の市街地へ入る。曲がり角の多い道路や町屋が城下町の雰囲気。17時前、白河駅に到着で、本日終了。電車で郡山方面へ移動して、ネットカフェ泊。PC使ってジョギング記録をブログにアップする、便利だ。当然ドリンクも飲むしマンガも読む。『普通の軽音部』が面白かった。
というわけで2日目終了。次回は二泊三日のラスト、郡山まで。国道4号線をひたすら北上するかんじの、見どころのない区間です。
